このコンサートは、オールイタリア歌曲のプログラムでなんと3時間半(!)もあったのです!
第1部では、「時空を超えたダンテとペトラルカ」
ということで、モンテヴェルディから、リストまで、有名な詩人の詩にいろんな時代の作曲家が曲をつけたものが演奏され、
第2部では、「イタリア近代歌曲の展望」
ということで、近代の作曲家トスティ、アルファーノ、ヴォルフ=フェラーリ、サントリクィド、チマーラの歌曲が演奏されました。
私は、アルファーノの<タゴールの詩>より、「話してください、愛する人よ」と、
サントリクィドの<太陽の詩>より、「秋の太陽」を演奏しました。
両方とも、私には初めてのタイプの曲でした。
私はこれまで、高音がたくさん出てきて、ルンルン♫としたものばかり歌ってきました。
なので、中音域で、しっとり・・・なんて初めてでした。
しかも近代の作品。
対訳がなければ、もちろん演奏音源もありませんでした!
完全に未知の領域。
恥ずかしくも、最初はどう取り組めばいいのかすらわからないまま練習していました。
けれど、何十回、何百回?それは言いすぎかなぁ・・・でも、とにかく練習に練習を重ね、
師匠にも何度も見ていただき、ようやく形が見えてきて、
そして新たな課題にまたつまづき・・
そんな中で上野中学の合唱コンクールへ行き、
中学生に感動したのと同時に、なんか感動してそのイタリア歌曲の自分の演奏にちょっと落ち込んだりしたり・・
でも、その中学生の演奏が私にとってとてもヒントになりました。
そこからです。
練習するのが楽しくなったんです!
最初はわけわかない曲だったけど、今ではとっても好きな曲になりました!
なかなか演奏される機会も少ないので、機会があればまた演奏したいです。
きっとまだまだ知らない素敵な曲がいっぱいあるんだろうな♫
もっともっと勉強します!
アルファーノ3人組♫
共演したゆいちゃん(右)が写真を素敵にしてくれました♫
サントリクィド4人組(うち3人!)
今一緒に大学院で勉強してる友達と♫
0 件のコメント:
コメントを投稿