2011年10月25日火曜日

中学生

先週のことになりますが、合唱指導のお手伝いで、芸大の裏にある上野中学校に
合唱の指導に行ってきました!

上野中学では今週の土曜日、3年生による合唱コンクールがあります。
そこで、先週、実際学校に行って、
お手本として合唱曲を一人一パート??、一パート一人(!)歌ってきました。
合唱向きに書かれた作品を一パート一人で歌うのはとても緊張しました。


まずはお手本として私達が歌い、その後で3年生のみなさんが演奏して下さいました。

始まって数秒、、、
中学生の澄んだ声を聞くと、とても胸が熱くなりました。
最近はとても涙もろく、ほんとに感動のあまり涙が出そうでしたが、
初対面で、しかもお手本の先生みたいな感じでに来てるので
いきなり泣いてしまってはダメだ・・・と思って、クッとこらえました。


私も中学校で合唱部でしたし、当時はとにかく一生懸命に歌ってましたが、
中学生の声がこんなに心を打つとは知りませんでした。


演奏を聴いた後、ワンポイントアドバイスとして、
パート別に少しだけ指導させていただいたのですが、
飲み込みが早い!!!驚きました。
歌いだすタイミングをちょちょっとアドバイスしたら、
そのタイミングが合うのは勿論、言葉も活き活き!表情まで活き活き!!


どのパートもみるみる上手になっていきました・・・・
今週末の本番が楽しみです!!
(またお手本で歌わなければいけないのはとても緊張しますが・・・)

2011年10月13日木曜日

リヒター先生のレッスン

タイトルにもありますように、
今日はコンラート・リヒター先生の特別講座にて、歌ってきました。

私は、シュトラウスOp.22の一曲目「矢車菊(Kornblumen)」をレッスンしていただきました。
レッスンはたぶん30分くらい見ていただいたのですが、
内容がものすごく濃く、深くて、あっという間でした。
感動した!って言うと、安っぽくなってしまうのですが、
なんて言ったらいいのだろう。
うまく言葉で言い表せないのですが、
魔法にかけられたように、言葉と声が一体化して、
それが体に溶け込んできて・・・・

うーーん、言葉にするとこんな感じ。
この感覚、忘れたくないです。
特に歌の後半部分。
自然と全身が音楽に乗っ取られるような感覚。


相変わらずのドジっぷりで、録音準備したのに録音開始ボタンを押し忘れていることに、
歌う直前に思い出すも、もうピアノの前で歌う感じやし・・・・
と思い、先生の言葉一つも逃すまい!!
そんな気持ちでレッスンを受けました。


リヒター先生の授業は今日で2回目だったのですが、
毎回毎回、リートの考え方が変わってきます。
そして、もっともっと勉強したい!!って思えるわけです。

今日はとても心がホワーンとします。
この感覚は忘れたくない。


                             矢車菊

2011年10月6日木曜日

本番に向けて・・・

今日は、いつも通っている日本声楽家協会にて、発表会がありました。

私が歌ったのはヴェルディのオペラ<リゴレット>の中から、
第2幕Rigolettoとの二重唱でした。
<リゴレット>はとても好きなオペラの一つです。
またこのシーンもとーーっても好きです。

先週のGPでの反省を活かしたいと思って、この一週間、
この状況のジルダについて、あーでもないこーでもない・・
といろいろ紙に書き出してみました。
いろんな音源や映像を見てみたり・・・


うーーん、なかなか気持ちがまとまらなかったのですが、
紙に私の性格とジルダの性格をいろいろ書き出して
比べてみるのは、とても発見がありました。
ジルダの乙女さは半端ない!
私って全然乙女やないなぁ!って思いました笑

そしていざ本番!!
うーーん、今日のは気持ちがはちきれてしまいました。
なんでもバランスが大事ですね。。



このカメラの持ち主であるいつもお世話になってる門下の先輩と・・


大学の同級生たちと・・・


同級生の宮澤さん。
宮澤さんの歌はとってもとっても素敵なんですが、
彼女と本番が一緒だとうっかりふざけてしまうわけです。
ちなみに、タイトルは「楽屋のおかみはんと新米一年の弟子」




というわけで、本番は今日終わってしまったのですが、
帰りはいつもの中華屋さんでみんなでご飯をお腹いーーっぱい食べれて満足です♪

今度またこのシーンをやる機会があったら今日の反省をもっともっと活かしたいです!