2011年11月30日水曜日

11月23日東日本大震災チャリティーコンサート

11月23日、東日本大震災チャリティーコンサートがありました♫

来て下さった皆様、お忙しい中来て下さりどうもありがとうございました!!


このコンサートでは、素敵な先輩方と共演させていただきました。
バリバリ活躍中、テノールの志田雄啓さん、メゾソプラノの栗田真帆さん♫
伴奏には、芸大受験の時にお世話になって以来の真島圭さん♫

曲目は、イタリアカンツォーネから、日本唱歌、ミュージカルナンバー、オペラの名曲・・・
と、なかなか盛りだくさんでした!
普段のコンサートではあまり体験のしたことのない照明キラキラ、
また、後半の最初には、来て下さったお客様と一緒にドレミの歌をうたったり・・・♪


しーあわっせなっら手っをたったこぉっ♪


今回のコンサートは、MCも入りつつの進行で、
MCにとっても苦手意識のある私は、どーーーしよーーー(>_<)
という感じだったのですが、
楽しくリードして下さる志田さん、プロもをうならせる真帆姉さんの進行によって、
私はもっぱら、「はい!そうですね!!(*^_^*)」でした。
志田さんと真帆さんが、配慮して下さったのでしょう・・・・ありがとうございました!
これからはMCも勉強します。。


                不慣れな私が話すをを優しく見守って下さる先輩方・・


私は、「さくら」「口づけ」「鐘の歌」などを演奏しました。
「さくら」は普通のバージョンと伴奏して下さった真島先生の編曲によるものも演奏させていただきました。
(普段よく耳にする伴奏のものは、あの山田耕筰さんが編曲したものなのです!)
やはり伴奏が違うと、同じ歌詞を歌うにしてもまったく違う情景が浮かんできました!
しかも、今回はとても広い会場でしたので、イメージが本番とても大きくなりました。

「口づけ」や「鐘の歌」は、とても好きな歌です!
が、やはりとても難しいですね・・。しっかりと自分のものにしていきたいです!


先輩方は、演奏は勿論のこと、本当にとっても素敵な方々でした!
不慣れな私をいつも引っ張ってくださりました。
素敵な先輩方、また温かいお客様・・
感謝の気持ちでいっぱいです!!
今回の舞台の経験を活かしてこれからも、もっと頑張ります!!


2011年11月15日火曜日

うたシリーズⅪ ~イタリア歌曲の楽しみ~

11月6日(日)に芸大の奏楽堂にて「うたシリーズⅪ ~イタリア歌曲の楽しみ~ 」がありました。


このコンサートは、オールイタリア歌曲のプログラムでなんと3時間半(!)もあったのです!
第1部では、「時空を超えたダンテとペトラルカ」
ということで、モンテヴェルディから、リストまで、有名な詩人の詩にいろんな時代の作曲家が曲をつけたものが演奏され、
第2部では、「イタリア近代歌曲の展望」
ということで、近代の作曲家トスティ、アルファーノ、ヴォルフ=フェラーリ、サントリクィド、チマーラの歌曲が演奏されました。

私は、アルファーノの<タゴールの詩>より、「話してください、愛する人よ」と、
サントリクィドの<太陽の詩>より、「秋の太陽」を演奏しました。

両方とも、私には初めてのタイプの曲でした。
私はこれまで、高音がたくさん出てきて、ルンルン♫としたものばかり歌ってきました。
なので、中音域で、しっとり・・・なんて初めてでした。

しかも近代の作品。
対訳がなければ、もちろん演奏音源もありませんでした!
完全に未知の領域。

恥ずかしくも、最初はどう取り組めばいいのかすらわからないまま練習していました。
けれど、何十回、何百回?それは言いすぎかなぁ・・・でも、とにかく練習に練習を重ね、
師匠にも何度も見ていただき、ようやく形が見えてきて、
そして新たな課題にまたつまづき・・

そんな中で上野中学の合唱コンクールへ行き、
中学生に感動したのと同時に、なんか感動してそのイタリア歌曲の自分の演奏にちょっと落ち込んだりしたり・・
でも、その中学生の演奏が私にとってとてもヒントになりました。

そこからです。
練習するのが楽しくなったんです!

最初はわけわかない曲だったけど、今ではとっても好きな曲になりました!
なかなか演奏される機会も少ないので、機会があればまた演奏したいです。

きっとまだまだ知らない素敵な曲がいっぱいあるんだろうな♫
もっともっと勉強します!


アルファーノ3人組♫


共演したゆいちゃん(右)が写真を素敵にしてくれました♫


サントリクィド4人組(うち3人!)


今一緒に大学院で勉強してる友達と♫




と、一気に更新!(笑)

中学生 その2

以前書いたように、10月29日、
上野中学の中学3年生による合唱コンクールに行ってきました!

いやーーー、早い話、涙腺ウルウルでした (;_;)




私達は、3年生の全体合唱、そしてクラスごとの演奏、
その後にゲスト演奏として歌わせていただきました。



まず全体演奏。

これがまずウルウル!!
前にも書いたけど、こんなにも音楽って可能性を秘めてるんだなぁーー。
ってつくづく思いました。
前に聞いた時よりも、ずいぶん上手になってたし、表情もやわらかくって!

その後のクラスごとの演奏。


クラス演奏の前にクラスの代表の子が、クラス紹介と、コンクールへの意気込みを
発表してくました。
このクラス紹介がこれまたウルルンで、

「担任の〇〇先生!いっつも迷惑かけていてすいません!!
私達はいつも感謝をこめて、〇〇先生のために優勝します!
〇〇先生のために全身全霊で歌います!!!」

とか言うん!!もう、演奏を聞かずして、すでにその気持ちに泣きそうになりました。
こんなこと、言う!?!?!こういう素直な気持ちを素直に出来るって!!
しかも、それがみるみる演奏で伝わってくるん!!


一生懸命に歌うってほんとに素敵!!
まっすぐな気持ちが透明な声を通して伝わってくる・・・・。


その声ってほんとに宝物やなぁって。


わたしも、この翌週に芸大の奏楽堂でのコンサートを控えていて、
「演奏すること」ということを、改めて考えさせられました。
そんな素敵な土曜の午後でした。



あのまっすぐな気持ち、まっすぐな瞳。

芸大アーツin丸ビル

前月のことになりますが、10月27日に
「芸大アーツin東京丸の内」のコンサートに出演してきました。


ここでは、「日本の心のよりしろ」ということで、
仏像修復のお話と、日本歌曲の演奏がされました。

仏像修復のお話には、芸大の教授であり、あのせんとくんをデザインされた藪内先生と、声楽科の教授、永井先生がお話され、その合間に、声楽科の学生による演奏がありました。

演奏は主に山田耕筰さんの作品と滝廉太郎の作品を演奏し、
私はオープニングということで、滝廉太郎の「花」を演奏しました。



先生方のお話はとても興味深いものでした。
特に私が個人的に印象深かったのは、東京藝術大学についてのお話でした。

藪内先生のお話でした。
東京藝術大学の「藝」の漢字についてです。
正しくは難しい漢字の「藝」なのですが、
よくこの「芸」の字が使われます。
しかし、どうやら、意味が異なるようなのです!!
「藝」は、芸を極めるとか伝えるかなんだか・・
「芸」は、なんだったっけ・・

なので、これから学校名を書くときは、意味をかみしめて、書きたいものです。

共演したみんなで♫

「花」を一緒に歌ったあっちゃんと♫