2012年9月30日日曜日

こんにちは(*^_^*)
毎度のことですが、ご無沙汰しています笑

明日から10月ですね。
今年の夏は毎日本当に暑かったです。

先日、芸大アートリエゾンセンターの「ゲーテとドイツ民謡」というテーマの講座で何曲か歌わせていただきました。

この講座、芸大の先生のお話の間に演奏をしました。


このテーマ「ゲーテと民謡」。


聞くからに面白そうなテーマですよね。

もともとあった民謡を気に入ったゲーテが、同じメロディーで詩を書きなおして作られた曲や、その新しい詩になったことで、新たに違う作曲家が曲をつけたり・・・と民謡が新しい曲をどんどん作り出したようです。

このように、民謡が発達して芸術歌曲を作り出したりしているのです。

また、みなさんきっとご存知、モーツァルト作曲オペラ「魔笛」
この中でパパゲーノが歌う「恋人か女房が」
このアリアは、のちにいろんな作詞家によってモーツァルトの作ったメロディーに異なる詩をつけて歌われたそうです。

同じ詩であっても作曲家によって雰囲気が全く違います。
この講座で演奏させて頂いた曲の中の「Naehe des Geliebten」(恋人の傍ら)

もちろん作詞はゲーテ。
この詩に関するエピソードがあるのですが、ここでは省いて・・・

この「Naehe des Liebten」 。
シューベルトの作曲した曲は大変有名で、名曲!私も大好きです。
この詩に曲をつけた人がもう一人いました。ツェルターという作曲家です。

この「恋人の傍ら」は第四節まであるのですが、シューベルトは四番まで全く同じ伴奏、メロディーなのです。
しかしツェルターの作曲は、各節ごとに少しずつ違うのです。
どう違うのか・・・それは、みなさん実際に聴いて比べてみてください☆

作曲家の意図、これを想像するのが楽しいです。

なんだか久々に書くと楽しくなりついついまともなことを長々と書いてしまいました。笑
いつもと違う感じにはなりましたが、私がちゃんと書いてますよっ!






「ゲーテと民謡」ということで、出演者はみんな民謡風です笑

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