みなさま、お元気でしょうか?
いろんな方々から、「ブログ、更新しましたか?」
と聞かれ、「します!します!!」と言って、全くしておらずすみません(;'∀')
というわけで、久々に更新します!
今年の春に、長かった学生生活が終わりました。
最近では『魔笛』にたくさん出演させていただき、お忙しい中来て下さった皆様に感謝しております。
夜の女王。私は。かの有名なアリアに憧れて歌を始めたのです。
10月末に、3つ目の『魔笛』が終わり、ふと、自分の音楽人生を振り返ると、
今の師匠との思いがけない出会いのきっかけを始め
高校での独唱コンクール、中学でのコーラス部、小学校での音楽の授業・・
昨年は母校の創立記念式典にゲストとして演奏させていただきました。
私が小4の時にも創立110周年式典で、活躍されてるソプラノ歌手の方が演奏してくださいました。
その時の映像は今でも私の頭に焼き付いています。
そのゲストを務めさせていただけるなんて、とても光栄なことでした。
そして式典で演奏させていただき、小学生のみんなもたくさん歌ってくれて、たくさんの音楽経験はあるものの、「この母校なしには今の私はおらんなぁ。」と思うと、ウルウルしてしまいました。
(母校愛媛大学教育学部附属小学校創立130周年記念式典にて、恩師と。)
小さいと時のたくさんの音楽経験や、ふとしたきっかけが、一本ずつ繋がってあのような舞台に立てたんだなぁと、かかわってきたすべての方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして、これからの自分の音楽への在り方を考えさせられました。
久々の更新にあたり、何から書けばいいのか迷うところですが、少しずつ順を追って更新します!今回はちゃんと最近の魔笛まで、分けて、きちんと更新しますよっ!(続くかなぁ~~(笑))
修士の学位審査では、以前ブログでもオペラの方で紹介した『ハムレット』の恋人”オフィーリア”について研究しました。
去年の今頃は、12/20が締め切りのため、論文に追われる毎日でしたが、
意外にも書き始めたら楽しくなり、100ページを超えてしまい、最後はどう短くするかに悩まされました。
(満面の笑みで論文提出)
さて、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』、これを聞いたことのない人は、ほとんどいないかと思われますが、どういうお話かを知ってる人は少ないのではないでしょうか?
修士論文のテーマである”オフィーリア”にスポットを当てると、オフィーリアは恋人のハムレットとラブラブ(なんか古い表現ですが・・・)だったはずが、ハムレットは前王である実父を殺した現王(実父の兄弟!)への復讐をするため、オフィーリアに狂ったふりをするのです。
さて、どのように狂ったふりをしたかというと、「もうお前のことは愛していない!」ここであの有名なセリフ「尼寺へ行け!」発言をします。
オフィーリアは、この豹変ぶりに大変ショックを受けます。「あんなに優しく、愛を誓ったハムレットなのに・・!」この傷ついた心を更に悪夢が襲います。
なんと、ハムレットが王妃に実父の殺害を現王がしたのでは!?と問い詰めてる時に部屋のカーテンから物音が・・・。”これは現王が盗み聞きしているに違いない”と思ったハムレットはカーテン越しに、ナイフで殺害します。カーテンを開けると、そこにはオフィーリアの父(忠実な部下)がいました。勘違いにより、オフィーリアの父を殺害してしまします。
愛するハムレットが、自分の父を殺害してしまうのです。
しかも、「ハムレットが殺害した」ということで、きちんとお葬式をしてもらえななかったのです。
それによって、次に出てくるシーンでは、もう狂ってしまっているのです。
実は登場シーン自体はとても少ないのですが、たくさんの芸術家にインパクトを与え、たくさんの作品が現存しています。
有名なものだと、ミレーのオフィーリアでしょうかね。
You Tubeにも、「Ophelia Mad scene」と検索するとたくさんの演劇のオフィーリアが出てきます。
Royal shakespeare company のオフィーリアは特に胸が痛くなりました。
音楽にもたくさん作品がありまして、有名なものはトマ作曲オペラ『ハムレット』です。
他にも、シュトラウスやブラームスなどなど本当にたくさんの作曲家が曲を付けています。
私が論文の中で一番取り上げた作品は、リヒャルト・シュトラウス作曲による作品67「3つのオフィーリアの歌」です。
あら、うっかり長くなりました!
しかも論文のテンションになり、たくさん語りたくなってしますのです。
というわけで、まずはここまで。
次回は、このシュトラウスのオフィーリアちゃんについて書きます!たぶん!!いや、必ず!!?
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